Millennium Trip to Hong Kong
May 12, 2000
またしても旅の前日は究極の睡眠不足だ。しかし今回はいつもと様子が違う。いつもは大好きな香港へあと数時間で行けると思うとそれだけで私のテンションは上がってくる。んがぁ今はなんと仕事に追われているのである。フラワースクールのメールも夜中に全てチェックしたのに、朝5時の時点で又インドからの問い合わせが入っている。出発時間ギリギリまで対応に追われる始末であった。体調も優れない。エアポートのラウンジですきっ腹にビールを飲んだらその後から激しい頭痛がして、ホテルについてからはダウンしてしまった。私とした事が不覚である。大切なおやつの時間をむだにしてしまった。

薬屋と銀行そして本日のおやつ
それでも薬と現金を求めに街に足を運ぶ。歩いて3分以内に恒生銀行がある。預金口座へ持ってきた日本円を預け入れその場で手持ちの金も両替してもらう。あとは街のディスペンサーで24時間年中無休で引き出せる。今日のレートは1HK$13.99円だった。その後はWatoson'sへ飛び込みアスピリンを買って飲んだ。(今思えば西川先生(歯医者さん)でもらった強力そうな痛み止めを早く飲めばよかったと思う。)腹をすかした主人と粥屋探索へでかける。いつもの店は今日はずして新しいところを開拓してみる。魚ボール入りラーメンを頼んだ。実にうまい。頭痛も飛んでしまいそうだ。帰りにビールとつまみをイレブンで買ってホテルへもどった。

電髪屋
チムシャッツイも随分店の入れ替わりが激しい。電髪屋がなんと1Fに店舗を出している。
結構な賑わいだ。家賃が高いので相当はやらないとここではやっていけない。金曜日の午後5時。店の中は若いギャルたちの人ごみだ。今回は電髪屋にも用がある。日本の流行はこちらでもはやっている。茶パつ、赤パツ、ブロンドメッシュにワッフルパーマ、みんなそれなりにいけてる。

5月12日の晩御飯は新鮮なシャコ
シャコの料理 しいたけと野菜の炒煮 蒸し魚,-家庭でもできる 生きたものしか使わない
ひと寝入りした後8時になった。頭痛もおさまり油麻地に以前入って気に入ったローカルレストランへ行く事にした。かろうじて席が確保できた。待ち時間がなかったのはラッキーである、トム(主人)が店の親父とつれだって外へ出る。ここは海鮮料理屋のため生きた魚がウヨウヨしてる。彼ら選んだのはシャコのニンニクスパイスソース揚げと蒸し魚であった。シャコは少々味が濃く、味見をせずに出てきたトンカラシ醤油に漬けてしまった私は失敗だった。あぁ、でもウマイ。チンタオビールがいける。(この店はサンミュゲルをおいていない)歯の痛いのなんぞ忘れてシャコにしゃぶりついている自分が鏡映っていた。一方トムトムも先日自宅の包丁で左手親指に中程度のケガをしている。だがすっかり忘れてシャコの皮を剥いている。気がつくとせっかくつきかかっていた傷口がまたおよおよとしている。われわれは同類であるとつくづくその場で痛感した。

足ツボマッサージ
今日はあまりにも体調がすぐれないので久しぶりに足ツボマッサージに出向くことにした。チムシャッツイでは2年前に随分値段が高かったがここジョーダンにオープンしている"足保健"は手ごろだった。45分でHK$145であった。(2,500円くらい)。漢方入りのお湯で足浴してる間、肩・首筋・頭・腕とマッサージをしてくれる。旅人の我々には丁度よいもみごこちであった。時間が夜の10時をすぎていたため地元の客ばかりであった。あんなにいやがっていたトムもすっかり気に入ってしまったようだ。隣からなにやらフギャーと声が聞こえる。ちょいと彼のツボにはまったらしい。帰りは足ばかりが体までが軽くなりすっかり体調回復でホテルに帰った。
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